夫GENちゃんのスーツケースはベネチアにあった。紛失3日目後。（初めてのロストバゲージ・食べ歩きグルメ旅番外編）

第二の都市・イタリア フィレンツェでロストバゲージ、紛失3日後

グルメ旅を開始してからわずか3日目、

初めて海外旅行でロストバゲージをに遭いました。

ローマに来ても、やっぱりスーツケースは戻ってこない。

 昨日、もスーツケースは戻ってきませんでした。

フィレンツェで大きいスーツケースを買ったので、

旅も後半に差し掛かり、

ようやく海外旅行をしている人っぽくなってきています。

ホテルのフロントスタッフさんにお願いし、フィレンツェ空港にFAX

スーツケースを日本に送ってもらうよう依頼

2日後には日本に帰国することになっています。

再度、Vueling航空のHPからスーツケースの追跡を行いましたが、

”Serch for laggage underway"

「スーツケースは現在捜索中」のまま。

ローマ滞在中に手元にスーツケースが戻ってくる可能性は

限りなく低いと判断した私たちは、

スーツケースを日本の住所に送り届けてもらうようお願いすることにしました。

今回はFAX作戦。

岡田真澄さん似のダンディなフロントスタッフさんにお願いし、

フィレンツェ空港にFAXを送ってもらいました。

真澄さん似のスタッフさんも、FAXの内容を確認し

「大変だねぇ」と心配してくれます。

ホテルのロビーでGENちゃんと今後のことを相談していると、

フロントに一本の電話が。

GENちゃんのスーツケースはベネチアまで旅していた

 フロントにかかってきた電話を真澄さん似のスタッフさんが

とりついでくれる。

なんと、ベネチア空港から。

詳しい話を聞いてみると、

GENちゃんのスーツケースは

現在ベネチア空港にあるとのこと。

拙い英語で、単語を並べながらベネチア空港の職員さんと

慎重に話を進めていきます。

「自宅に一番近い国際空港はどこ？」と聞かれ

「関西国際空港です」と答えました。

どうやら、成田空港に送り返してくれるのではなく、

自宅に一番近い国際空港に送ろうとしてくれているみたいです。

GENちゃんのスーツケースは

ベネチアからフランクフルトを経由し関空に送ってもらえることに！！

残念ながら、私のスーツケースはベネチアには届いていないようで、

行方不明のままです。 

ベネチア空港の職員さんは、

「もしかしたらもう一つはまだフィレンツェにあるかもしれないね」と。

とりあえず、今日のやり取りをツアー会社の担当さんにもメール。

ツアー会社からも私のスーツケースを探してもらえるよう、

Vueling航空にクレームを入れてもらうことにしました。

 再度、Vueling航空のHPからスーツケースの追跡を行う

”Serch for laggage underway"

「スーツケースは現在捜索中」

3日前から変わってないじゃないかー、と怒りもこみ上げてくる。

ベネチアから電話もあったんだし、

スーツケースは発見されたってことじゃないのか。

不確定な情報が多すぎて、混乱。

期待しては、裏切られ落ち込む。

これの繰り返し。

この辺りから、私もGENちゃんも

「スーツケースは戻ってくるって言われたけど、

信じないようにしよう」「もう騙されないぞ！」、

というスタンスに変わっていきます。

危機管理意識・能力ともにかなり向上

この一件のおかげで、イタリア旅行中は危機意識が高まりました。

特に私。GENちゃんはしっかり者なのですが、

私は平和ボケしており、ぼーっとしていることも多く、

うっかりミスもよくやらかします。

こんな私ですが、

「もうこれ以上、手持ちの荷物を失うわけにはいかない」

「自分たちの身は自分で守るしかない」

と、危機管理意識・能力ともにかなり高まったと実感。

旅行中、スリに遭うこともなく過ごすことができました。