ロストバゲージに遭う確率は1000人に○○人?!ロストバゲージの原因や対策、保険請求まで徹底解説!(ロストバゲージ編まとめ)
*2019/1/19最終更新
- 海外旅行に行く予定にしている
- ロストバゲージなんて自分には関係ないと思っている
この記事は、そんなあなたにおすすめの内容になっています。
こんにちわ、じに(@junie25701)です。
夫GENちゃんとグルメ旅を開始してからわずか3日目、初めて海外旅行でロストバゲージに遭いました。自分には縁がないだろうと思っていた「ロストバゲージ」。異国の地で全くの知識がない状態だったため、対応にとても苦労しました。
これから海外旅行に行くあなたへ!ロストバゲージがどんなものか知っておくことが一番のリスクマネージメントになります。
ロストバゲージについて予習をして、最高の海外旅行にしてくださいね。
ロストバゲージとは
定義
預けた荷物を紛失すること。及び、紛失した荷物。主に海外旅行で飛行機に乗った際、搭乗時に預けた荷物が、到着後にターンテーブルへ出てこず、そのまま紛失した扱いとなることを指す。
ロストバゲージの中には以下の3つがあるんですね。
- 遅延
- 破損
- 紛失
特に海外で発生することが多いと言われています。
発生する確率は1000人に5.73人
SITAの資料「Baggage Report 2017」によると、乗客1000人のうち5.73人がロストバゲージ(遅延・破損・紛失のどれか)に遭っています。
SITA Baggade Report 2017から引用しています。
ロストバゲージのうち完全に紛失する確率は2000人に1人
ロストバゲージのうち、
- 77%が遅延
- 16%が破損
- 7%が紛失
というデータも出ています。
計算してみると、完全に紛失する割合は2000人に1人ぐらいの割合ということになります。私たちも新婚旅行でロストバゲージに遭い落ち込んでいた時に、いろんな人に「ほぼ99%の確率で戻ってくるから大丈夫!」と励まされました。SITAのデータからも「ほぼ99%の確率でロストバゲージしたスーツケースは戻ってくる」と言えますね。
ロストバゲージが発生する確率は、預け入れたスーツケースを管理する空港によって大きく異なりますので、あくまで目安の数値になります。
ロストバゲージが多い空港は?
どうしても乗り換えの多いハブ空港に多く発生します。(統計を取っていない空港もあるので正確なデータは存在しないようです。)
特にヒースロー空港などのヨーロッパのハブ空港でロストバゲージが多いと聞くのは、多くの日本人がヨーロッパへ旅行に行く際に欧州乗り継ぎ便を利用するからだとも言えますね。
ロストバゲージが少ない空港は?
「関西国際空港が開港以来ロストバゲージゼロ」、であることはニュースなどで大きく報道されています。
ロストバゲージの主な原因がヒューマンエラーであるため、空港スタッフの細かい気配りもロストバゲージゼロの要因であるとも言えます。
余談ですが、私たちも新婚旅行でロストバゲージに遭いました。ロストバゲージとなったスーツケースが関空に届く予定になっており、関空に問い合わせたのですが「そのようなサービスには何も答えられない」と言われ対応してもらえなかった、という悲しい出来事もありました。それも、ロストバゲージゼロだからなのでしょうか…。真相は謎のままです。
ロストバゲージの原因
SITAの資料「Baggage Report 2017」によると、ロストバゲージ(ディレイやダメージ含む)の原因で圧倒的に多いのは
- 乗り換え便での操作ミス(47%)
その他には、「荷物の取り違い」や「タグのエラー」「搭乗する便への積み忘れ」なんかもありますね。
SITA Baggade Report 2017から引用しています。
ロストバゲージを防ぐための対策5つ
この5つの対策をしておくだけで、ロストバゲージに遭う確率は激減します。
ぜひ覚えておいてくださいね。
- スーツケースの写真を撮っておく
- スーツケースのブランドを覚えておく
- スーツケースの中に入っている物をメモしておく
- 目立つスーツケースを使う
- ネームタグをつける
ロストバゲージになった時の対処法
実際にロストバゲージを経験しましたが、対処法は誰でもできる簡単なものでした。
やることは2つだけです!
LOST&FOUND CENTER窓口を探す
バゲージクレーム(預け入れたスーツケースを受け取る部屋)にあるので探しましょう。分からない場合は、すぐに空港職員さんに相談すれば案内してもらえます。
手荷物紛失証明書(PIR)を発行してもらう
名前・住所・スーツケースの特徴をデータベースに登録してもらいます。その後、手荷物紛失証明書(PIR)を発行してもらうだけ!あとは祈りながらスーツケースが手元に戻ることを待ちます。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
ロストバゲージになった時の保険
加入した海外旅行保険を利用する
私たちが実際に加入していた海外旅行保険や補償請求についてまとめてあります。
「航空機寄託手荷物遅延費」を保険で請求し、満額保険がおりました!!
クレジットカードに付帯している保険を利用する
実際にロストバゲージに遭った経験から、「航空機寄託手荷物遅延費」は補償10万円以上のものをおすすめしています。
1,2万円程度の補償額では、ロストバゲージに遭ってしまった際に必要なものを購入するには足りません!!
ロストバゲージまとめ
- ロストバゲージになる確率は0.57%
- ロストバゲージになった荷物は99%の確率確で戻ってくる
- ロストバゲージの対策・対処は誰でも簡単にできる
- ロストバゲージの被害を最小限にするために海外旅行保険に入ろう(航空機手荷物遅延費は10万円以上がおすすめ!)
これであなたもロストバゲージマスターです!
素敵な海外旅行になりますように。