ここまで補償してくれた！【海外旅行保険】ロストバゲージ後の「航空機寄託手荷物遅延費」請求方法と補償範囲。
＊2018/12/26 更新
- 今、まさに空港でロストバゲージに遭い困り果てている
- 手荷物遅延費用で保証される「生活必需品」について詳しく知りたい
この記事は、そんなあなたにおすすめの内容になっています。
こんにちわ、じに（@junie25701）です。
夫GENちゃんとグルメ旅を開始してからわずか3日目、初めて海外旅行でロストバゲージに遭いました。パジャマの化粧品もシャンプーもスーツケースごと行方不明に。旅行中にスーツケースが戻ることはありませんでした。
そんな中で、バタバタと海外旅行保険の「航空機寄託手荷物遅延費」で「生活必需品」を買うことになりました。
生活必需品ってどこまで補償してくれるの？化粧品も？日焼け止めは？
と不安なまま化粧品やパジャマなど必要なものを購入。
帰国後、保険会社に「航空機寄託手荷物遅延費」をしました。
今回は、ロストバゲージに遭った後、海外旅行保険の「航空機寄託手荷物遅延費」の請求方法と気になる補償内容について説明していきます。
- 加入していた海外旅行保険
- 海外旅行でのロストバゲージで補償請求の対象となる条件
- 「航空機寄託手荷物遅延費」の補償内容
- 「航空機寄託手荷物遅延費」の請求に必要な書類
- 無事に必要な書類を揃えて、ポストに投函！
- 「航空機寄託手荷物遅延費」の請求結果
- 「航空機寄託手荷物遅延費」の補償範囲（実際に請求したもの）
- クレジットカードにロストバゲージの補償はついてるの？
- まとめ
加入していた海外旅行保険
私たちが加入していた海外旅行保険はこちら。
エイチ・エス損保のたびとも。
24時間ネット申し込みができるという利便さと
保険料の安さで選びました。
ファミリープラン・ヨーロッパ10日間で
5980円！！！（2人分で）
ツアー会社の提携している保険会社は一人一万円ぐらいだったし、
クレジットカードの付帯保険で大丈夫かな、
とも話していたのです。
海外旅行で初めてロストバゲージを体験するとは
夢にも思っていなかったけど、
本当に保険に加入していて助かりました。
海外旅行でのロストバゲージで補償請求の対象となる条件
旅行先に到着し、預け入れた荷物の受け取りが6時間以上遅れた場合
航空機到着後、96時間以内もしくは手荷物が到着するまでに購入したもの
私たちの場合は、旅行中に手荷物が到着することがなかったため
航空機到着後96時間以内に購入したものが対象となります。
「航空機寄託手荷物遅延費」の補償内容
①衣類（下着、寝間着等）購入費
②生活必需品（洗面用具、かみそり、くし等）購入費
③上記①、②以外にやむを得ず必要となった身の回り品購入費上記を上限10万円まで。
私たちは家族プランに加入していたので、
二人で10万円まで補償されます。
「航空機寄託手荷物遅延費」の請求に必要な書類
- 航空会社が発行した手荷物紛失証明書（PIR)の原本
- 96時間以内に購入した物品のレシート（原本）
- 帰国日を証明できる資料（入国印の押されたパスポートなど）
パスポートに入国の際のスタンプ（証印）がありません。
その場合は、旅程表やEチケットのコピーで証明できるそうです。
私たちはEチケットのコピーを提出しました。
購入したものを細かく記入していきます。
用紙が足りなくなった場合は手書きでも可、とのこと。
無事に必要な書類を揃えて、ポストに投函！
これで保険請求完了です。
8日分もスーツケースがなかったので、
請求額は上限ギリギリに…。
無事に請求した内容で保険はおりるのでしょうか。
結果が分かったらブログに追記していきます。
ちょっと余談。
航空会社にもロストバゲージの補償請求をしてみました。
航空会社がロストバゲージの補償をしてくれることもあるようです。
私たちの場合はロストバゲージに遭ってから、ブエリング航空からは何の連絡もありませんでした。
行方不明になっていたスーツケースが手元に戻ってきてから、ブエリング航空に何か補償はあるのか問い合わせてみました。
ロストバゲージに遭った際に購入した日用品の費用は補償する、と返事があり購入したレシートとBank acountを連絡した途端に音信不通になりました。
こちらについては、進展があったら追記していきます。
「航空機寄託手荷物遅延費」の請求結果
請求した「航空機寄託手荷物遅延費」は全額補償してもらえました！
「航空機寄託手荷物遅延費」に必要な書類を揃え、保険会社に投函し約10日後。
まずはGENちゃんの携帯電話に保険会社から連絡がありました。
1ユーロ＝129円のレートで全額お支払いします！
その2日後に、保険金お支払いのご案内ハガキが届き、保険金も無事に振り込まれました。
「航空機寄託手荷物遅延費」の補償範囲（実際に請求したもの）
化粧品
補償範囲が「やむを得ず必要となったもの」と記載されていたので、日焼け止めや化粧品は補償範囲外かも…と思っていましたが、補償してもらうことができました。
- クレンジング
- 化粧水
- 乳液
- フェイスパウダー
- アイブロウパウダー
- アイシャドウ
- リップ
- 日焼け止め
パジャマ
GENちゃんと私の2人分のパジャマを1着ずつ。
実際は、1週間ずっと同じパジャマを着ているのは辛かったです。
下着・靴下・インナー
GENちゃんと私の2人分を6日分購入。
ロストバゲージ当日に2日分、その後スーツケースが手元に戻ってこなかったのでのこり4日分買い足しました。
スーツケースに洗濯のための洗剤やハンガーを入れていたのですが、それも手元にないため靴下などは旅行中に洗濯することはありませんでした。
洗濯もせず6日分なんて贅沢かな、と思ったのですが無事に補償してもらえました。
洗面用具
これは必ず補償してもらえるだろうと確信があったので、強気でいろいろと購入。
- シャンプー
- トリートメント
- ボディソープ
- 洗顔
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
せっかくなのでMARVISの歯磨き粉を購入！
衣類
一生に一度の新婚旅行で訪れたフィレンツェ・ローマでずっと同じ服を着るのは嫌だったので上下1着だけ購入しました。
スペインのブランド「MANGO」で、ニットとジーンズを購入しました。
今後のフィレンツェとローマのグルメ旅には度々このニットとジーンズ登場します。
これだけしか服持ってないのー？なんて思わないでね。
ジャケットとブーツもダメ元で請求してみましたが、こちらも支払われました！
ロストバゲージに遭った日は機内で快適に過ごすためにサンダルと薄手のパーカーを羽織ってました。サンダルではフィレンツェ・ローマの石畳の道を歩けなかったのでブーツを購入。薄手のパーカーでは寒さがしのげなかったので、ジャケットも購入しました。
風邪薬
ローマの初日でのどが痛くなってしまい、薬局で購入しました。
海外で風邪でもひいたら大変！とスーツケースに入れていた常備薬も一緒にロストバゲージになっており、やむを得ず購入。
薬局の薬剤師さんに勧められたトローチ。めちゃくちゃよく効きました！次の日にはのどの痛みの改善。ただし、お腹は下りました…。
携帯電話の充電ケーブル
私が使っていたiPhone用の充電ケーブルを1本購入。GENちゃんはandroidの充電器を手荷物に入れていました。
スーツケース
「航空機寄託手荷物遅延費」で購入した衣類や洗面用具を入れるために購入。
フィレンツェの出店のお兄さんと交渉して値切りました。
クレジットカードにロストバゲージの補償はついてるの？
海外旅行での「航空機寄託手荷物遅延費」補償付きのカードをご紹介します。
自分がロストバゲージに遭った経験から、「航空機寄託手荷物遅延費」は補償10万円以上のものをおすすめしています。
1，2万円程度の補償額では、ロストバゲージに遭ってしまった際に必要なものを購入するには足りません！！
豆知識：自動付帯とは？
クレジットカードを持っているだけで、自動的に海外旅行保険に入れることを言います。保険に入るための面倒な手続きや登録も不要なため、とても便利なサービスです！
まとめ
補償範囲が「生活必需品・やむを得ず必要となったもの」とかなりあいまいなので、どこまで補償されるんだろう…と私もかなり悩みました。
ロストバゲージ後に「航空機寄託手荷物遅延費」を請求したら、全額補償されました。
あなたは、ロストバゲージに遭っただけでも、不便で辛い思いをしています。
必要なものを我慢して、さらに旅行が不便で窮屈になるのはもっと悲しいことです。
あなたが本当に必要だと思ったものは自信をもって購入しましょう！
24時間コンビニやスーパーが開いてる日本とは違い、ただでさえ不便な海外での旅です。必要なものはすぐに購入して、少しでも不便さが解消されて楽しい旅になるように祈っています。
